突然の降格人事

ここに書かれた体験は約 2 年前のものです。
記憶をたどって書き起こそうとすると当時の苦しみが蘇ります。

でも、パワハラ被害は具体的にどのようなものなのかを正直に書きたいと思います。
これを読んだ人が、このような出来事が仮に自分の身に発生しても、パニックにならないように心の準備として生かしてもらえればと思います。

希望を捨てなければ、必ずパワハラには勝てると、今、私は信じていますから。

前回
の続き)

会議室に呼び出されると、上司はこう切り出した。

「今の仕事の負担は君には高すぎるようだから、役職を外そうと考えているんだけどね。
そのほうが、君のためにもなると思うし。
これは会社として最大限、君の事を考えた結果なんだよ。」

私は入社して5年間ぺーぺーで頑張ってきたがそれが認められ、1年前に係長に昇進していた。
だが、それを突然外すというのである。

「えっ…、それは…」

私は言葉に詰まった。

要するに彼は、私が1週間半の出社拒否に陥った原因と責任を、私にすべて押し付けようとしているのだ。
そう、直感的に感じた。

「何が、君のためを思ってだ…」

心の中でそう思った。

上司が2年間に渡りさんざん人を怒鳴りつけておきながら、それに耐えられなくなったら、今度は、お前のせいだと言っているのである。
なんて自分勝手な論理だろうと思った。

会社では、上司が評価権を初めとする強力な権限を握っている。
それを悪用して、自分が責任を取らずに、部下に全責任をなすりつけようとしているのだ。

私は開いた口が塞がらなかった。
彼はこう続けた。

「ただね、チームのリーダーまで外すと業務に支障が出るので、それは続けてもらう。
ただ、プロジェクトは私が責任者になる。
いいね?」

私はその途端、係長から「平(ひら)」に降格させられた。
当然、給料から手当ても外されることになる。

でも、チームリーダーという重責だけは負い続けることとなった。
正社員2人、派遣社員3人の計5人のスケジュール管理、技術指導はすべて私の責任だ。

上司はそれ以降、冷酷なマシーンのような血も涙もないプロジェクト管理を始めた。

出社拒否からの生還を果たしたはずの私は、またもや地獄のような日々を送ることとなった。
実に過酷な運命であった。

(続く)

スポンサーリンク
レクタングル(大)
レクタングル(大)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク
レクタングル(大)

コメント

  1. エミリー より:

    1. つらい記憶の掘り起し・・・
    「希望を捨てなければ、必ずパワハラには勝てると、今、私は信じていますから。」

    本当にその通りだと思います。

    この気持ちがなければ生きてけないですね。

    希望を持つことは大事ですね!

    http://ameblo.jp/1009-maru/

  2. パワハラに負けない より:

    2. Re:つらい記憶の掘り起し・・・
    >エミリーさん
    希望を持てば,人生にはきっといいことも訪れます。頑張りましょう!
    http://ameblo.jp/anti-pawahara/

  3. miyabi27 より:

    3. きれいごと
    『君のことを思ってだ』とか綺麗ごとですよね!!

    結局はしんどいとこだけさせようとして。

    自分の損得で、都合いいように部下を動かすとか、上司として最低やと思います(>_<)。
    http://ameblo.jp/miyabi27xmas/

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です