パワハラ被害者には心の休息が必要

パワハラを受けると、心はずたずたになる。

究極の人間不信に陥り、世の中への恨みでいっぱいになってしまう。

私が受けた C 社でのパワハラは、もう4年も前の話になる。
だが、当時の日記を読むと、その苦しみが、昨日のことのようによみがえってくる。

私は、パワハラの被害者には、心の休息が必要だと考えている。
特に、パワハラを受けて退職してしまったりした場合は、十分すぎるほどの休息を取ってほしい。

可能であれば、失業保険をもらって生活をしながら、自分自身の心を癒してほしい。
そして、焦らずに次の仕事を見つけてほしいと思う。

絶対に自分自身を癒すための期間が必要である。
心が痛みでいっぱいなのだから、頑張らないでほしい。

高い給料とか、いいポジションとか、そういうことにこだわって転職活動をしないでほしい。
大切なことは、給料面では妥協しても、自分の心にやさしい職場を探すことだ。

実績追求がそれほどきつくなく、ゆるめの職場環境に浸れるところを探してほしい。
怒鳴る人間がいないところを探してほしい。

そういう職場で、ゆっくりと仕事をしながら、ゆっくりと自分を回復していくのだ。
これは自分の生命を守るために極めて重要なことである。

絶対に焦りから再就職を急いではいけない。
私は愚かにもその失敗を2回も繰り返し、連続パワハラに見舞われ、死の淵を彷徨う結果になってしまった。

お金が必要なら、緩めで、退屈なくらいつまらなく見えて、自分の能力の8割位で余裕を持ってできそうな仕事を探すべきである。
これは、自分の生命を守るために絶対に必要なことである。

パワハラの被害で苦しむ時、親しい友人、家族でさえ、自分を理解せず、批判してくる時がある。
そして究極の孤独に落ち込んでしまうことがある。

でも、貴方は決して一人ではない。
その気持ちと痛みを理解し、共有してくれる仲間が、かならずこの世の中にはいる。

もし、本当に孤独で苦しいなら、私にメッセージを送ってほしい。
私は貴方の最大の理解者になりたいと思うから。

私がこのブログを書いているのは、まさに、パワハラで苦しんだあの当時の孤独な自分に助けの手を差し伸べることでもあるからだ。
私はあの孤独の中にいる時、自分を100%受け止め、理解し、味方になってくれる誰かを切に欲していたからだ。

生き急いではいけない。
家族のためだからと言って、やたらときつい仕事についてはいけない。

まずは、自分を守ること。
自分を、大事にすること。

そうやって、半年、1年、2年とゆっくりを時間をかけて、自分を癒してほしい。

そうやって、パワハラの傷が癒えたとき、次の挑戦をしても、人生は決して遅くはない。

コメント

  1. はる より:

    1. 私も同じ経験者です
    私は同じように退職勧奨を受け間もなく仕事を辞めようとしているものです。私は女性です。上司二人は男性です。
    体調を崩し入院、一週間を二回続けてし、退院後出勤した日に三日続けて行われました。
    あんた、お前呼ばわれして怖かったです。入院は消化器系の病気でした。何とか退職ではなく休職にし、その後体調がどんどん悪くなり手術。その後復職に向けての面談時に退職勧奨。本当にやり方が酷く、人間的に欠陥のある人という言葉や机をどんどん叩く、等パワハラでその後2日間寝込みました。
    私はその後スーツ姿でも恐怖を感じるようになりました。主人のスーツ姿でさえ怖い、長く勤めた会社でした。もう一人で上司と会うことが出来ず主人も同席で今度面談します。
    死にたいなんて何十回も思いました。
    私はまだ術後の診断書が出ているので形は休職中です。
    本当に自分でも信じられなくいったい何が自分に起きたのかわからない状態です。身体が健康であればまだいいのに、同じ土俵にもいないのですから。手術なんてしなくて死んでいればよかったのにと最近は思います。本当にそれ程心は傷ついています。
    主人でさえ信じてもらえないのですから。
    本当に時計を逆に回せるなら入院する前に戻したい。
    涙も枯れ果てる程泣きました。
    家族にも病気で心配させそのうえ私の仕事までも心配かけれません。休職が長かったので今まで二人で働き子供も大学生でお金がかかるので1月から新しく働く予定です。
    自信はありませんがそうしないと潰れそうで。
    その前に退職の面談ですが。
    本当に心の傷は深いですよね。

  2. ねね より:

    2. こんばんは。
    2回目の投稿になります。
    前回のコメント、とても嬉しかったというかちょっとうるっってきました。
    パワハラの被害者の気持ちって、同じ立場になった者でないとわからないところがありますね。
    私も実際パワハラに遭ってみて、精神的、肉体的なダメージが想像以上に大きいと感じました。
    私の場合は吐き気とめまいで動けなくなりました。それで暫く寝込みました。死を意識したのは生まれて初めてです。
    今このブログに励まされて行動を起こしているところです。結果が出たら報告します。

  3. パワハラに負けない より:

    3. Re:私も同じ経験者です
    >はるさん
    こんばんは。
    ひどいパワハラを受け、家族にも理解してもらえず、辛い日々を過ごされている様子。
    入院もされ、手術もされ…
    絶句するほどの苦しみの最中にいる様子…

    私がその現場でなんとかしてあげたい気持ちでいっぱいになります。
    涙が出てきます。

    こういうときは闘う力は出てこないでしょう。
    ただ私が思うのは、退職届を出してしまうと、すべての苦労が飛んでしまいます。
    難しいのは重々承知の上ですが、在職したまま闘うのが最大の彼らへの攻撃です。
    具体的には労働組合に入って、団体交渉権を行使します。
    これは退職してはできません。

    金銭では償えない罪を彼らは犯していますが、やはり金銭で償わせるべきです。
    具体的には、未払い残業代とかすべて請求してください。
    それだけで数百万円になることもありますから。

    どうか健闘を祈ります。
    苦しければいつでもメッセージをくださいね。
    http://ameblo.jp/anti-pawahara/

  4. パワハラに負けない より:

    4. Re:こんばんは。
    >ねねさん
    行動を起こされているとのこと。
    その勇気を最大限賞賛致します。
    死を意識するところまで追い詰めるのがパワハラの怖いところです。
    どうか負けずに頑張れるように応援しています。
    http://ameblo.jp/anti-pawahara/

  5. ymc より:

    5. パワハラについてのご相談
    管理人様、はじめまして。
    ブログを拝見させていただき、本当に苦労されていると感じると共に、自分自身も対策しておかなければと考えました。
    そこで、パワハラについてのご相談ですが、私は就職して数か月が経つ新入社員です。仕事自体はまったりしており、管理者様のようにサービス残業も特にありません。しかし、先日私は宴会の場で、軽度ではありますが、パワハラ、アルハラを受けました。仕事先は古い体質で上司にお酌したり、お世話しなければなりません。その宴会の席で、2人の上司に社員8割いる場で公開説教1回、その後個別で3回ほど説教させられました。そこでの内容の一つに、始業前出勤を言われました。始業時間は9時で、現在でも30分前に出勤している状態です。そこからさらに30分、つまり1時間前の8時に出社するように言われました。もちろん、お金は出ません。お酒の場だったからか、きつく言われ、正直、これが今後エスカレートしていくのでは・・・と心配で少し精神的に疲れてしまいました。
    管理者が受けたパワハラと比べると大したことではございませんが、公開説教、上司からの始業前出勤の指示はパワハラに該当しますか?

  6. パワハラに負けない より:

    6. Re:パワハラについてのご相談
    >ymcさん

    こんにちは。
    以下の通り、回答させて頂きます。

    なお、この回答は、パワハラで悩んでいる方にとっては共通して役に立つ情報だと思いますので、独立した記事としても書かせて頂きました。

    コメントありがとうございます。
    古い体質の会社は、自覚症状のないパワハラを行う可能性が高いです。

    まず公開説教ですが、これは酒の席だろうと免責はされません。
    立派なパワハラです。

    ひどい場合は、たった一回の厳しい公開説教でうつ病になって入院・退職に追い込まれ、人生が暗転してしまう人もいる位です。
    軽い公開説教でも、何度も繰り返しされると耐え難い苦痛になりえます。

    個別の説教は個室で配慮された言動で行うのは問題ありませんが、度を越すとパワハラです。
    密室で「お前の首など、俺の一存でどうにでもなるんだぞ!」とすごまれた同僚も知っています。

    1時間前に出勤しろという話は、即パワハラとは言えませんが、多分拒否できる雰囲気ではないので事実上の業務命令であり、会社は時間外手当を払う義務があります。
    これは、掃除であろうが、事前準備であろうが名目はなんであろうが、会社が要求した時点で、正式な業務時間になります。

    もう十分パワハラの匂いがプンプンしますので、警戒レベルをMAXマイナス1くらいに引き上げておいた方がいいでしょう。

    パワハラへの防備は、日頃の念入りな事実の記録から始まります。
    そのような記録がない故に、ある日突然、「お前が100%悪いから退職しろ」と一方的に通告され、涙を飲んで辞めていった人を数限りなく見てきました。

    私自身もそれを2回も経験しました。
    だから、相談者さんには絶対にそんな悲惨な経験をしてほしくはないのです。
    http://ameblo.jp/anti-pawahara/

  7. パワハラに負けない より:

    7. Re:パワハラについてのご相談
    >ymcさん

    まず、ページの入れ替えができないノートを買って、あと消しが不可能なボールペンで、日付と天気を書き込んで毎日の出退勤時間を分単位で記録してください。
    そして上司の言動を事実のまま書き込んでください。

    こういう日誌は、後で労基署、労働組合、弁護士、労働局への相談、あるいは交渉や訴訟の際には、第1級の証拠資料となります。
    会社が後であなたを嘘つき呼ばわりしても、決して否定できない物証になります。

    また、毎月のタイムカードや就業規則、賃金規定もコピーして保存しておきましょう。
    私のようにロックアウト解雇されると、一瞬でこれらの資料へのアクセスを失ってしまうからです。

    あと、上司に呼ばれたり、面談を受けるときには、ポケットの携帯で必ず録音してください。
    これは盗聴ではないので、合法です。

    これで怒鳴り声を収録できたら、パワハラの重大な証拠になります。
    宴会の席でも録音したらいいでしょう。

    古い体質の会社では、セクハラも起こりえますから。

    いろいろ、防備方法を書いてしまいました。
    こんなことを書くと、私はどんなにか人間不信を植え付ける悪い人間なのか、と思うかもしれません。

    でも、残念ながら、これが、上司に絶対服従していた優良で従順な会社人間(=私)が、パワハラを受け、死の淵を何年間も彷徨った結果、たどり着いた結果なのです。

    本来であれば、上司といい関係を保ち、自己努力により能力を伸ばし、褒められ認められ、給与も上がり、昇進して地位も名誉も得ていくのが、幸せな会社での生活です。
    私もそれを否定する訳では毛頭ありませんし、いたずらにパワハラに対する恐怖心を植え付ける考えはありません。
    http://ameblo.jp/anti-pawahara/

  8. パワハラに負けない より:

    8. Re:パワハラについてのご相談
    >ymcさん

    もちろん、いろいろな本を読んだり意見を聞いて勉強し、上司との関係をうまく築くことで、パワハラを回避した人も知っています。
    私ももう数えきれないほどのパワハラ関係の本を読んで勉強しました。

    こういった自己努力で回避できるなら、それに越したことはありません。

    ただ、世の中、いい人間・組織ばかりではないのも現実です。
    だから、警戒と防備を怠る訳にはいかないのです。

    特に、給料をもらう一個人である私たちは、まるで昔の封建君主に対する臣下の立場のように、ひとたび上からにらまれたら、自分一人ではどうにもならない非常に弱小で無力な存在なのです。
    私はこれを20年近い社会人生活の中で「身をもって」経験しました。

    パワハラは長い長い忍耐と冷静な対応の積み重ねの上で、最後の最後に究極まで追い詰められた時に、合法的かつ強力な手段で反撃するしか対抗策はありません。
    これが、私の3社連続のパワハラ解雇&退職で得た教訓です。

    もし個別の問題があれば、いつでもメッセージでご相談ください。
    できる限り、アドバイスさせて頂きたいと思います。

    どうかパワハラに負けずに、幸せな会社生活、そして人生を送れるようにとお祈りしています。
    http://ameblo.jp/anti-pawahara/

  9. キラキラ より:

    9. こんばんは。
    以前、コメントを書かせていただいた者です。私もパワハラを受けていた頃、孤独でした。少なくても2年間は孤独でした。周りへの恨みは相当なものでした。自殺しようと何度も思い、電車がくるたびに、いま落ちちゃおうかな と何度も思ってました。よく、会社辞めないよね、私ならあんな悪口言われたら辞めるけど、強いね と幾人にも言われました。わたしの心はボロボロで、今でも引きずってます。大多数の人が、私と一緒にいると自分も目をつけられるからと、私が声かけると逃げていきました。わたしは、いつもひとり。苦しかったです。現在は、そんなことしてた人たちは、わたしに近づいてきますよ。私は、周りの目があるから、普通に反応してるふりはしてますが、頭痛、倦怠感がすぐに襲ってきます。わたしに退職強要してたひと、現在、芸能プロダクションに所属していました。ネットでみつけました。早期退職でやめた後、所属したようです。講演やら執筆をするらしいですが、依頼はあるんでしょうか。厚顔無恥なんだなと感じました。今は存在しない会社ばかりの経歴ですし、偏差値40の短大卒の彼女の姿を目にすることもないでしょう。当時彼女は、都内にマンションをかいました。みんなはすごーいと言ってましたが、私は関心がなく、無反応でいました。そしたら、彼女がわたしを睨み付け、そこから私を目の敵にしてきました。彼女は在職中に本を一冊出しています。初版廃盤です。出版会社の人が彼だったようです。内容は、小さなことを大げさに書いてるだけでした。本出版、芸能事務所所属でわかるように、プライドの高い女でした。退職強要の発端はプライドの高い女に媚びなかったのが原因です。おはずかしいのですが、やはり、過去のことが悔しく、仕返しをしたいという気持ちが強いです。やつらに仕返しをいつかしてやりたいというのがメインでどうにか生きてます。慰謝料いただきたいです。

  10. パワハラに負けない より:

    10. Re:こんばんは。
    >キラキラさん
    パワハラは、本当に理不尽なことがきっかけで発生してしまいますね。
    見栄っ張りな彼女に媚びなかったばかりに目をつけられ、退職強要をされてしまうとは…
    本当にたまったものじゃないですね。

    こういう陰湿ないじめって、なかなか戦うのが大変です。
    でも、たとえばノートとかに毎日の出来事を記録して、相手の発言もそのまま記録しておくと証拠になります。
    それは、訴えて慰謝料を請求する際にも、大きな証拠になります。

    たとえば、その個人を相手に、あるいは会社を相手に訴えることで、相手を地位が危うくなる危機感に追い込むことができます。
    これは、たとえ慰謝料がそれほど取れなかったとしても、相手に相当なダメージを与えることになります。
    これが、パワハラに対する究極的な仕返しと言えるでしょう。

    どうか、パワハラに負けずに頑張りましょう。
    http://ameblo.jp/anti-pawahara/

  11. チャチャ より:

    11. 無題
    初めまして。
    僕は、ある企業でパート社員として働いています。今回、最初のブログから全部読ませていただきました。そうとう深刻なパワハラを受けてきたんですね。心中お察しします。
    僕も今、パワハラかもという事実に追い詰められています。
    上司からちょっと行動を間違えるといつも「何ふにゃふにゃしてるんだよ」と大きな声で言ったり「お前、早くやれよ」と怒鳴ったり…の繰り返しです。もう追い込まれうつ病間近になり病気もちだったので自分の身体を考え退職願も出し受理もされてます。
    ある日調子を崩してでも仕事をしその日は早退させていただこうと申し出たところ「だったら、帰っていいよ」「本当の理由は何だ!!」と怒鳴られその翌日休んでしまったことを出勤した時に部門チーフから「君のやってる事は小学生のすること」と言われ結局、その上司に僕から謝りました。
    あと1週間程の勤務ですが凄い億劫になってます。
    理解し難い行動かと思いますが、あと少し頑張る自分に一言でもいいので励ましの言葉をいただけないでしょうか…
    http://ameblo.jp/n-m-b-2417/

  12. パワハラに負けない より:

    12. Re:無題
    >チャチャさん
    今は非常につらい時間を過ごしておられますね。
    私も退職届を出してからの1か月間のいじめで、死ぬほど苦しみました。
    この苦しみは、体験したものじゃないと分からないです。
    小学生のような行動だなんて言われても、こっちは生きるか死ぬかの一線を彷徨うような気持ちで今にも倒れそうだなんてこと、相手は分からないのです。
    本当に辛かったら、後は全部、出社拒否でもいいと思いますよ。
    自分の心を守ることの方が長い目から見たら大切です。
    減給され、懲戒されても、今は自分の心を守ることが最優先だと思います。
    明日は最後の1日のつもりで出て、私物を全部片付け、タイムカードとか就業規則、賃金規定すべて密かにコピーしてきたらいいと思います。
    あと、携帯の録音機能をフルにオンにして、上司の暴言、怒鳴り声すべて録音しましょう。
    後で数か月後に復讐したくなったら、これらの証拠がすべて役立ちます。
    どうか頑張ってくださいね。
    応援しています。
    http://ameblo.jp/anti-pawahara/

  13. チャチャ より:

    13. Re:Re:無題
    >パワハラに負けないさん
    返事ありがとうございます。
    朝早い仕事なのでこの時間がすごい憂鬱な気分です。
    仰っていただいた言葉を胸に何とか負担にならないようにやってみます。
    ありがとうございました。
    http://ameblo.jp/n-m-b-2417/

  14. パワハラに負けない より:

    14. Re:Re:Re:無題
    >チャチャさん
    ひどい上司に負けず、頑張ってくださいね。
    応援しています。
    http://ameblo.jp/anti-pawahara/

タイトルとURLをコピーしました