パワハラ対策(2) 人間関係

パワハラを知人に相談すればよく受けるアドバイスとしては

「上司と良好な人間関係を保つようにしたら」

という言葉だ。
これは、言うは易し行うは難しのよい例である。

もし、パワハラ人間と良好な人間関係を築くことに成功して、パワハラを撃退することができた事例があれば、ぜひコメント等で教えてほしい。

一般的に、パワハラ上司とは、生理的に合わなかったり、あるいは考え方やフィーリングの面でどうしても噛み合ないという場合がある。
まして、そこに怒鳴り声とか入ってくる状況では、もう、その上司の顔を見るだけでも嫌、気配を感じるだけでも嫌という状況に陥ることも多い。

私を怒鳴りつけた上司も、頭がはげ上がって、ちびで、55歳のおじさんで、怒鳴り声だけは一人前というとんでもないオヤジだった。
飲み会に行けば、いつも、バブルの頃に、自分が一日で1億円売り上げたこともあるんだぞ、という自慢話を聞かされてばかりだった。

そこにエロい体験話など聞かされた日には、完全に嫌気がさしていた。
それでも私は、卑屈なほどに、彼の犬に成り下がろうと努力していた。

だが、そいつに毎月のように怒鳴られていれば、とても「好き」などという感情にはなれなかった。

もちろん、私も努力した。
飲み会には必ず参加して、持ち上げて、ご機嫌取りをしたこともあった。
私から、仕事の悩みを打ち明けて、飲みに誘ってもらい相談をもちかけて、自分のやる気をさりげなくアピールしたこともあった。

だが、そうやって2年間努力を続けたが、会議での繰り返される怒鳴り声は、どうしても耐えられなかった。
少しずつ心の中に恐怖心が蓄積していき、ついに臨界値を超えて、爆発してしまったというのが正直なところであった。

もちろん、上司や同僚との人間関係は良好に保つ方がパワハラのリスクが減ることにつながるということは、否定しない。
だが、所詮、職場の人間関係は、会社から同じ給料をもらって食いつないでいるという立場が共通なだけの、「お金だけのつながり」とドライに割り切った方がいい。

私のように、パワハラに負けて、出社ができなくなってしまったら、良好な人間関係も、ほとんど役に立たない。
会社の既定路線から一歩でも外れてしまった人間には、同僚も上司も、君子危うきに近寄らず、で接触を断ってくる。

これは、恐ろしいほど、露骨である。
人間は、ここまで変わるのかというくらい、手のひらを返したように冷たくなる。

結局、それが会社人間なのだ。
自分の生活が第一なのだ。
自分の生活、出世、給料を危険にさらしてまでも、赤の他人であるあなたを助けることなど、あり得ないと覚悟を決めていた方がいい。

それをすべて知った上で、人間関係を良好に保つことに努力するならば、それでいいと思う。
だけど、自分の尊厳まで捨てて、上司に媚を売るようなことは、しないでほしいと思う。

そんな、社畜になりさがらないように、自分のプライドをしっかりと持ってほしいと思う。
自分と会社は、所詮、雇用契約というもとにお金と労務の交換をしているに過ぎないのだ。
上司も、所詮は自分の上司のご機嫌取りをして生計を立てている、同じ社畜なのだから。

パワハラに悩んでいるみなさん。
自分のプライドを保ちましょう!
パワハラ上司になんか負けずに、いつかこいつを見返してやるという位の気概を持って、頑張りましょう!

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