今回は、当ブログの読者であるycciさんから寄せられた貴重な体験談を掲載させて頂きます。
ycciさんはひどいパワハラを受けて休職にまで追い込まれましたが、私のアドバイスに従って会社との戦いを実際の行動に移し、相手に一泡吹かせてやるところまで仕返しを成し遂げることができました。
この勇気ある行動には、私もただただ称賛を送らざるを得ません。
彼のパワハラとの激闘の記録は、今、パワハラで深刻に悩んでいる方々に勇気と知恵を与えてくれると思いますので、ぜひお読み頂ければと思います。
※長文になりますので、3回に分けて掲載させて頂きます。
私は2年以上も前からパワハラに負けないさんに、お忙しい中何度も何度も相談に乗っていただいておりました。
ここにお礼を申し上げたいと思います。
本当にありがとうございました。
最近パワハラを受けた職場を退職いたしました。
私がパワハラ上司と戦った経験を投稿させていただきます。
少しでも皆さんの役に立てればと思っております。
特定を避けるため具体的な内容は控えています。
非常につたない文章で読みづらいもしれませんが、ご了承ください。
パワハラの始まり、原因不明の体調不良
私は20代の男です。
2年前私が入社した会社は非常に古い体質の職場でした。
比較的田舎の地域で年配の人が多い小規模の職場でした。
入社した当初は定時で上がることができ、基本的に残業代は出なかったものの、比較的、私がやりたかった仕事に近くそこまでストレスはかかりませんでした。
しかし、入社した数か月後の半強制自腹で大して良くもない高額な社員旅行からパワハラが始まりました。
宴会の場でパワハラ上司H、パワハラ上司K(共に年齢は60代)から定時で帰るのを快く思っていないらしく時間外労働の強要(もちろん無給)、一発芸、酒、カラオケの強要、そして、社員全員がいる場で公開説教、その後個別で長時間の説教を受け、罵声を浴びせられました。
また私を店員扱いするなど、非常に腹立たしかった。
その夜はイライラして眠れませんでした。
何も楽しくもない、時間と金の無駄な旅行でした。
そして、今後は絶対に参加しないと決めた夜だったのです。
友人に話しましたが、今どき社員旅行など古い、未だにそんなのがあるのかと周りからよく言われました。
その後、こちらのサイトを知り、ご相談させていただきました。
アドバイスをいただき、すぐさま、今回のパワハラを詳細にメモし、ボイスレコーダーを購入しました。
社員旅行から1か月後、私は原因不明の急性胃腸炎になり、仕事を休み、また1か月後再び急性胃腸炎になりました。
さらには、その時から原因不明の発熱、微熱が続くようになりました。
今思えばパワハラを受けたストレスが原因だったのです。
その後、飲み会等はこの体調不良を理由にすべて断りました。
パワハラ再び
新年度、新入社員の歓迎会においては、必要最低限の参加と考え、歓迎会ということで参加しましたが、そこでもパワハラ上司Hから、酒の強要、説教等される罵声を浴びせられるなどしました。
しかし、前回も同様のことがあったため、途中で抜け出し私は早めに帰りました。
その数か月後の夏頃にパワハラ上司Kから呼び出され、仕事の話をした後に、比較的定時で上がっていることに対して、上司と雑談しろなどと意味不明なことを言われました。
ついでに、歓迎会で私が早く帰ったことについても言われました。
その話の場で、ついでに私は体調不良が続いていることを話すと、「勉強しているからではないのか?」と意味不明なことを言い出す始末でした。
当時私は自主的に勉強をしていましたが、ストレスではなく、むしろ楽しかったぐらいです。
あえて、その時私はパワハラがストレスということは言いませんでした。
その後の飲み会はもちろんその年の社員旅行も断りました。
そして、秋にパワハラ上司Kに呼ばれ、「来年の社員旅行に来い、来なかったら覚悟しとけ」などと脅されました。
何をされるのか不安で恐怖を覚えました。
おまけに、依然話した体調不良の件について周りに事情の知らない別の同僚がいるにも関わらず、体調不良の件について嘲笑されました。
また、全体会議で何度も私の体調不良について同様に嘲笑され、本当に最悪でした。
この頃から私はもうこの職場は、このパワハラ上司どもはもうダメだと見切りました。
体調不良による休職、そして追い打ちの電話
その後、冬に以前から通院していた病院で、うつ病、過敏性腸症候群と診断され、職場に診断書を提出し休職に至りました。
そして、休職の連絡を入れた際も、担当部署に連絡したにもかかわらず、パワハラ上司Hから電話があり、そしてそこで再び罵声を浴びせられた。
私の体調を心配した時間などたった数秒、あとはひたすら暴言を吐かれました。
おそらく、診断書に上司によるパワハラのことが記載されており、自分自身のパワハラを認めたくなかったのでしょう。
私は「あぁこれがブラックなのか」と感じ、余計に体調が悪くなり、夜はほとんど一睡もできませんでした。
何のための休職だ。
この時は、非常に遺憾で、今でもこの時言われたことは思い出します。
ただ、まぁこれで当分は休めるなと、この時の私はそう思っていました。
(その2へ続く)
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