パワハラに負けない

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退職

盛り上がった送別会

退職の日、私は静かに挨拶もせずにオフィスを立ち去った。憎たらしいパワハラ課長は先に帰ってしまったし、その上司も不在だったからだ。実は、私の味方をしてくれた同僚達が、送別会を準備してくれていた。幹事は、私の元部下だった大友君だった。その送別会...
パワハラへの反撃

退職の間際に見た社員達の真の姿

最終出社日の退社1時間前に実行した第3の復讐。社長宛のメールには、パワハラ課長の告発と、内容証明郵便の全文、新たな怒鳴り事例の記述なども加えた。さすがに、CCに全社員を入れるのは断念した。しかし、私はそのメールを、経営陣に個別に送ることにし...
パワハラへの反撃

社長への告発メール – 第3の復讐

退職届を出してから最終出社日まで、耐えに耐えた約25日間。私の元部下の中には、私が係長という役職を外され、毎朝パワハラ上司から激しく説教される様子を見て、態度を変えた者もいた。あからさまに、チームリーダーの私の命令に反抗するのである。「いや...
パワハラ

退職が決まっても止まないパワハラ

(前回の続き)会社に内容証明郵便と退職届を同時に叩き付け、社長やパワハラ上司の退職慰留も蹴飛ばした私。退職届はその月の4日に出したのだが、退職はその月の末であったから、約25日間は在籍を続けなければならなかった。次の転職先が決まっているとは...
パワハラへの反撃

退職慰留を蹴飛ばした私

(続き)社長室に呼び出された私。次に私は、1か月前の降格処分について話を始めた。「安達君、なぜ退職届なんて出したんだね?私は、君のために新しい役職を考えていたところだったのに。」社長によれば、部下のいない管理職というポストを新設し、そこに係...
パワハラへの反撃

社長のパワハラに対する認識

(続き)内容証明郵便について、社長室に呼び出された私。社長は、長い「訴訟」の前置きの後、とうとう本題に入ってきた。「それでね、君が大石君(パワハラ課長のこと)について書いていたことだけどね。ま、あらかた事情は知っているよ。彼はね、あれは一種...
パワハラへの反撃

社長の心理作戦?

(続き)社長室に呼び出された私。きっと、内容証明郵便のことについて、詰問されるものだと覚悟を決めていた。しかし、社長は意外と穏やかな表情を浮かべて、静かにこう語りかけてきた。「安達君、あの内容証明のことだけどね、言いたいことは分かるつもりだ...
パワハラへの反撃

社長からの呼び出し

(続き)結局、パワハラ上司と会社に、退職届と内容証明郵便のダブルパンチを食らわせたその日は、呼び出しはなかった。普通に定時より少し過ぎた位を見計らって、いつものように退社した。だが、家に帰っても、不安な心は消えなかった。内容証明郵便を叩き付...
パワハラへの反撃

ついに出した退職届

(前回からの続き)私は、内容証明郵便の配達状況がネット照会で「配達済み」となった時に、ついに退職届を出す決意をした。もう、時刻は午後4時半近くになっていた。そして、かばんの中に大事にしまっていた退職届入りの封書を取り出した。その封書を持つと...
パワハラへの反撃

内容証明郵便が届くまでの不安な時間

(前回の記事の続きです)内容証明郵便を出した翌日、私は期待と不安の入り混じった気持ちで出社した。私のかばんの中には、簡潔な文体で作成した退職届が入っていた。「退職届一身上の都合により今月いっぱいをもって退職致します。安達」私は、退職「願」で...
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