出社拒否からの回復

(前回の記事
の続きです)

上司と居酒屋で面談した次の日、私は一週間半ぶりに正常出社した。
会社につくと普通に挨拶して、普通に席についた。

私は周りの人達の微妙な視線を感じた。
しかし、ごく普通にパソコンを立ち上げると、膨大にたまっていたメールを一件、一件、処理する作業に取りかかった。

パワハラに遭う人は、真面目で熱心な人が多いというのが私の持論である。
まさしく私もどちらかというと、完璧に仕事をこなさないと納得できないほうだった。

半日かけてメールを処理しながら、リーダーとしてメンバー達に声をかけて、プロジェクトの状態の把握に努めた。
そのように部下達と話をすることで、仕事に没頭して、自分の置かれた辛い状況を忘れたいという意図もあった。

部下達は私が不在の間にも、仕事を順調に進めてくれていた。

私の信念は、部下の尻を叩いて仕事をさせるのではなく、本人のやる気を引き出して自ら熱心に仕事に取り組むような環境を与えることが上司の仕事だと思っている。

彼らは、私のそういう育て方が功を奏して、指示がなくても、自らプロジェクトに積極的に取り組む姿勢ができあがっていた。

私は、部下が自分を越えて成長してくれることすら願っている。
そうやって、本人の成長の為に真剣に投入することが、結局、仕事の効率を高め、本人も達成感を感じ、それがチームや会社の成功に繋がるという信念を持っている。

パワハラ上司はそういう考えを理解できない。
性悪説で部下を捉え、やたら時間で拘束したり、威圧して働かせようとする。

そんなのでは、部下は、お金の為にしか仕事をしなくなる。
上司の前ではいい顔して、上司がいなくなればさぼりたくなる。

結局、そんなことでは本人の幸せにも繋がらない。
そしてそれは、会社の実績にも繋がらない。

パワハラ上司は、そんなことも理解できないから、短絡的に人を怒鳴りつけるのである。
本当は可哀想な人種なのだ。

だが、部下にとっては、こういう上司は、苦痛の種以外の何物でもない。

話を元に戻すと、出社して二日目に、私は会議室に呼ばれた。
そこで私は、自分の会社人生を大きく変えるであろう言葉を耳にすることになる。

(続く)

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コメント

  1. miyabi27 より:

    1. 赤字のところ
    むっちゃ分かります(。-_-。)。

    続きどうなるんやろう?(>_<)どきどき。
    http://ameblo.jp/miyabi27xmas/

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