【体験談】スイーツ店のパワハラモンスター

体験談

今回は、読者のYさん(30代女性)から寄せられた貴重な体験談をご紹介させて頂きます。

Yさんは激しいパワハラにも負けずスイーツ店でのアルバイトを最後まで頑張りました。

驚きの展開をみせる痛快ストーリーです。

ぜひお読みください。

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はじめに

皆さん、初めまして(^ν^)

今回は、自称←人生ネタ豊富なお姉さんが
実際に経験したパワハラについて、記していこうと思います!

あるスイーツ店で

あれは私が、
某スイーツ店で働いていた時のことである。

かれこれ15年以上も過去の話だ。

時代背景として、
まだパワハラなんて言葉も無かったことは、言わずもがなである。

そのスイーツ店は、
大型ショッピングモールのテナントの一角として存在した。

パワハラモンスター

そこの女店長こそが、
パワハラモンスターだったのである。

今となって考えてみれば、
当時女店長は今の私と丁度同い年くらい。シンジレマセン(*_*)

まず面接時点では、
第一印象はとても愛想が良く、好印象。イイヒトダナー(^○^)

女店長は、
2店舗(他府県に所在)を任されており非常勤の身。

連絡通りの曜日や時間に来る時もあれば、
いわゆる『抜き打ち』で来る時もあった。

私がまず驚いたのは、
勤務初日~スタッフたちが口々に
女店長の実態をあれやこれやと語ってくれたこと(笑)。

「最初は普通にいい人って感じぢゃなかった?!!」

「でも実態は、、、」

お店のスタッフたち

私が入店した時のスタッフを、簡単にまとめてみよう。
↓↓
●優秀Aさん
●優秀Bさん
●優秀Cさん
●マイペースDさん
●マイペースEさん
○同じフロアの先輩Fさん

優秀3名は、女店長のお気に入り。
マイペース2名は、女店長の格好の標的だった。

同じフロアの先輩Fさんというのは、かつて優秀3名の姉御的存在として一緒に働いていた方である。

先輩Fさんは、かなり仕事の出来る方でスタッフからも慕われていた。

だが、女店長のモンスターっぷりに離職し、同じフロアの別テナントに転職されたのである。

故に、先輩Fさんは
ちょくちょくお店にやって来ては、新人の私にも良くしてくれた。

転職される際
今までの腹のうちと、女店長に対する悪評を本人にぶちまけて去ったらしい(笑)。

これは個人的なレベルの話ではなかった。

なぜならそれはもう、
入ってくるスタッフが女店長にいじめられ、
次々とすぐに辞めていくからだそうな。

姉御な先輩Fさんは、
泣いて辞めていった女の子たちの分まで
直接本人にガツンと言わなければ気が済まなかったのだ。

無論、入店したばかりの私は
その女の子たちが具体的にどんな感じだったかを、目にしていない。

1ヶ月、私が勤続した時点で
スタッフたちからは本当に可愛がってもらった。

1ヶ月の勤続が、とても貴重なことだったらしい。。(笑)

ただ私自身、勤続途中までは比較的、女店長に気に入られていた側だったからではないかと思う。

女店長の仕打ち

わたしが実際に目にしたのは、
マイペースDさんEさん、に対する女店長の仕打ちだ。

スタッフ同士は皆、仲が良かったし
特にこの2名が浮いているとか、非常識だとか、そんなことはなかった。

わたしが目にしたこと↓↓

●Dさんの仕込みがややマイペースだったところに、女店長登場。

入店するまでもなく
歩いてきた通路側から物品(お客様に提供するモノです←)で、
Dさんの頭を殴る。オーマイガッ!!(´⊙ω⊙`)

●Eさんのことを、Dさん以上に卑下していた女店長。

ある日、Eさんはクビになったとのこと。

無断欠席や遅刻をしていたワケでもないし、個人に売上ノルマがあるワケでもない。

スキルも、新人の私より普通に仕事をこなしている。
態度も従順で真面目だ。

●Eさんは、勤務終了日まで
シフトを月2日まで激減させられた。

Eさんは、下宿生である。。セイカツヒ…

にも関わらず、
ある日Eさんが当日に呼び出された。

何と、棚卸のついでに
下水管の大掃除をEさんだけにやらせると言うのだ。。!

私だったら、絶対に行かないだろう。。

徹底的にいじめられ、月2日まで減らされ解雇ならば
とっとと別のアルバイトを探すところ。

だが真面目なEさんは、
汗水垂らしながら一人で下水の掃除をしていた。

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そしてターゲットは私に

そして、Eさんが居なくなった後
次のターゲットはついに私が。。。

なんやかんやと皮肉や否定ばかりをしてくるようになった女店長。

相変わらず、優秀3名には優しかった。
でも3名は女店長を心底嫌悪していた。

女店長が私の陰口まで言い出した時には、皆で私の肩をもってくれたそうだ。

その時は、なぜあの子の味方をするのよ?!と
しばらく女店長は黙り込んでしまったらしい。

その後もとことん、私はターゲットとなり
Eさんのようにシフトを減らされるようになった。

元々私はダブルワークだったし、
ああもう、ここまできたら再建不能。
次またやりたいこと探してみよう。

もう、気持ちの面では見切りを付けていた。

女店長の命令

そんなある日、
女店長にある話を持ちかけられる。

「ちょっとあなた!
一週間以内に新作メニューを3つほど、考えてきなさいよ!」

離職までに、期限付き+威嚇付きで出された命令。
※尚、わたしはパテシエではありません。

わたしはスイーツが大好きだったし、色んなスイーツを知っていたり
こんなモノがあれば良いのに、と思うことが多々あった。

メニュー考案の引き出しが無くは無かったのだ。
正直、楽しかったかもしれない。

勿論、
●何分以内に提供出来るか
●今取り扱っている食材で作れるか
●価格制限
などが重要なポイントだった。

言われた通り、
私は『自分のアイデアを3品』考案した。

しかし女店長は、
「こんなの、○○風とは言えないわよ!!
これもこれも!!はい却下~!!」

ええ、ええ。

あばよッッ(ー_ー)!!
とっと退散してやんよッッ!ペッ
状態で離職したことは言うまでもない(笑)。。

退職後…

しかし、ここで話は終わらないのだ。

その半年ほど後のことだった。

あの女店長はまだ居るのか、
今、お店はどんな感じなのか、
女店長が不在ならば、
あのスイーツが久しぶりに食べたい。。

そんな思いを胸に、私はお店の前で立ち止まった。

女店長は今のところ、見当たらない。

ショケースの中から、
久しぶりに何を食べようか選ぼうとしたその時だ。

「当店オススメ!!
人気No.1○○~~♪
人気No.2○○風~~♪
人気No.3○○~~♪」

そうなのだ。

察しの通り、『当店人気メニューベスト3』は全て
あの時、私が考案してケチョンケチョンに却下されたものだった。

ご丁寧に、サンプルまできちんとディスプレイされていた。フッ(ヽ´ω`)

そして、女店長がやって来た!

結局わたしは、
買えないままそそくさと隠れ、しばらく様子を伺っていた。

女店長が、2オクターブくらい高めの声を張り上げて言った。

「当店自慢の、人気メニュー!!
○○~~♪
○○風~~♪
○○~~♪
は、いかがですかぁぁぁ♡??」

と。

あれは、
女店長が男オーナーに命ぜられたものだったのだ。

冥土の土産で離職前の私にメニューを考案させ
自分の業績として報告し、モノにしたのだった。

女店長の目は、いつになく輝いていた。

最後に一つ、パワハラの一つとして言われた台詞を思い出したので挙げておこう。

「あなた、整形してるでしょ?!!」

(´・ω・`)

するんやったらもっと整えとるわーい!( ;∀;)

最後に

現代でこそ、パワハラなんて言葉が常用され
実際に企業では慎重に取り上げられるようにもなった。

だがそれまでは、
モンスターがあちこちでやりたい放題、のさばっていたのである。

続く、、(?)

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